青空の下で
そんなことを話していたら、あっという間に時間は過ぎて、9時になった。






「ただいまより、練習試合を始めます。


気をつけ!」



「「「お願いしまーす!!!」」」







選手たちの号令と同時に、拍手が起こる。






相手は、どうやら県でベスト4に入るくらいの強豪チームのようだ。









大丈夫なのかな?


龍たちのチームはどのくらいの強さなんだろう・・・。














「がんばれ。」













由香にも聞こえないくらい、小さな声でつぶやく。




龍の背番号は、11番。







学年ごとになってるにたいだけど、1年の中では1番はやい番号。














・・・負けるな、龍。
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