黄色のチューリップ
「あ、千田!」
「なに?」
「めぐ何組だっけ」
「彼女のクラスぐらい覚えとけよ~っ
4組だよ」
「はは、お ありがと!じゃな!」
「ばいばい~」
「ちなっちゃんちなっちゃん。何ですかこの二人の関係」
「そうですね、なんともいいがたい関係ですね。とりあえず、同じ中学校だったって事は確かなんですね」
「なるほど、これからの展開が楽しみですね」
「ですね」
帰り道、千波とあいが話している
「なんなの二人とも。別にただの友達ジャン」
「だってなんか入り込めないような雰囲気があったからあ~」
「ないし!勘違いだし!」
「そお~?」
「早くかえろ!」
あたしはすたすたと先に歩いていった