黄色のチューリップ



「ハァ…はぁ…」


「やっぱしんどいね~」


そこにいきなり誰かの声が響いた


「おい、年寄り2人組!」



「なんだよ川島~!」

千波がそういうと、遠慮なく部室の中に入ってきた


こいつは川島啓太。


「俺これから部活行くんだよね、本当の本当に最後の。」



「そだね~、最後だね~」


「てか、おい!千田もなんか喋れよ!」


ずっと黙ってるあたしに気づいて声をかける



「いや…疲れちゃって…」



「ははは、うけるわお前!」
< 4 / 29 >

この作品をシェア

pagetop