トリッパーズ。


とりあえず、ここがどこか調べよう。
そして立ち上がろうとした瞬間。


ガサガサガサ


近くで物音がする。

「え…!」

何も見えない。
もしかして、野良犬?
ヤバい。命の危機…


「誰かいるのか?」

しかし、不安とは裏腹。
返ってきたのは人間の言葉だった。

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