トリッパーズ。


「あ、あの!助けてください!何も見えなくて…」

「そうか!もう大丈夫だ!私が来たからにはな!」

なんとも自信満々に声の主は言う。
そしてどんどん声は近付く。

ああ、助かった…
助けがきたんだ!



そう思った瞬間、うっすらと相手のシルエットが見えた。
そして背筋が凍った。



< 14 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop