さやかとピクシーの3年間
『はっ!!!』








ひどい汗。


再び目をあけると
さやかの前には深い夜の闇が
広がっていた。

暗闇になれてくると
そこが自分の部屋だと気づく。










『なんだ…夢…か。』











悪夢だった。

ケータイを見ると
AM2:16



”はあ…。目覚めちゃったよ。”



怖さをごまかすようにケータイを
チェック。
こんな時間に起きてるのは
ニートかキャバ嬢くらい。





{あゆみ}

学生時代の友達。今は夜の仕事をしているはず。

'起きてるー?' LINEを送信。

”あゆみが起きてるなら
電話しよう”
この感じ、すぐには
寝れない。



でもあゆみからの返事はなく


ケータイを見てるうちに
さやかは再び眠りに落ちて行った。
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