わたしのイトリくん
私はイトリくんに会えなかった間の
仕事の話しやグチなど、たくさんの世間話をした。
今までどこに行っていたとか、そういう事は聞かなかった。
イトリくんが話したくなったら、
話してもらおうと思った。
この部屋にイトリくんが居る事が当たり前だったはずなのに、
久々でそわそわする。
その反面すごく安心して、睡魔がやって来た。
ソファの上でウトウトとし始めた私に気が付いて、声を掛けられる。
「ヒイロさん眠いんですか?ベッド移動しますか?」
「ん。寝る...」
イトリくんに手を引いてもらって、寝室に移動する。