わたしのイトリくん
見つけて、また失って


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翌朝目を覚ますと、
時刻はすでに11時を過ぎていた。




「遅刻!!!」



慌てて起き上がり、乱暴に携帯を充電器から引っこ抜く。



だが携帯の画面の日付を確認して
ホッと一安心した。



(そういえば今日休みだった!
イトリくんが帰ってきた安心感で熟睡って...私ってやつは...)



昨日の事を思い出し、自然と口元が緩む。


(うわー私、変な顔になってそう)



朝からドタバタと忙しない自分に苦笑する。



大きく背伸びをしてベッドからおり、寝室を出て洗面所に向かう。

顔を洗ったり歯磨きして完全に目を覚ました。





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