ずっと好きでした・・・
光希のあとの人は次々と演技をきめた。

もうすぐ優矢の番だ。

番が近くなると私の心臓はドクドクいった。

心配、緊張、不安、いろんなものが混ざりあった。

「さて、次は僕らの憧れ王子様、24番優矢デスッどうぞ~」

優矢が波に乗って登場した・・。


私はお守りをきつく握って、じっと優矢を見た。

優矢は次々難しい技を見事にこなした。

観客ももうワイワイ乗りに乗ってる。

優矢の演技は終わった・・。

みんなはザワザワ言っていた。

「すげ~あれ本当に中1かよッマジカッコイイ~」

とかもうザワザワがとまらなかった。
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