❮BL❯ 俺はホモじゃないっ
龍と殉は漫才師
「なぁ、洸〜。
今日は俺と昼飯だよな」
俺の隣の席に座り、ニコニコ笑顔を振りまく殉。
あーもう、コイツの愛嬌たっぷりなスマイルはどうにかなんねぇのかよ....。
心の中でおっきな溜息をもらす。
「違う。今日は俺と昼飯だから、洸は。」
殉が右隣にいるとしたら
左隣に龍が座る。
「はぁ?」
殉が思いっきり龍を睨んだ。
おお、さすが元ヤン....。
すげえ目つき悪い。
「なんだ 」
....空手部主将も負けてないぞ。
怖いぞ、俺には一生出せないであろう
半端ない眼力光線を俺の前で散らすな。
「3人で食べればいいんじゃ、ないでしょーか」
なんで俺がこんなこと....
はぁ、殉はともかく。
なんで龍まで....。