❮BL❯ 俺はホモじゃないっ







「はーい........


って、は!?」






玄関のドアを開けて目の前にいたのは




殉だった。





「なんで殉ここにいんの!?」





「遊びに来た♡

デートしようぜっ♡」





....デートって....


無理ッ




俺が首を左右にブンブンふると



「なあんでッ」




と俺のホッペを両手にそえて



その動きを止められる。





「俺達付き合ってんだよ」




「....今日は無理ッ」





「はあ?ナンデヨ」





「....」


これってゆってもいいの....カナ。





龍と殉って、ライバルってな

感じじゃ....




ここはゆわないどこう。



トラブりそう。






「....誰かと約束あるとか」





ギクッ。


....す、鋭い。鋭いぞ、殉のくせに。






「ね、そうなんだろ?

誰かと約束あるから俺とは無理なんでしょ?」




「....う、うん」





「それ誰?」





殉の鋭い目付きが俺に突き刺さって痛いッ





元ヤンのガン付けは迫力ッ


無駄にッ






「何で黙ってんの?

まさか五十嵐?」




ギクギクギクゥッ!!!




....あわわ。



鋭すぎッ、




あかんッこれはあかーーーんッ(汗





「ちっ、違うッ

龍じゃないッ。他のヤツ!

他校のヤツだから殉知らないからッ」




必死に言い訳する俺....




なんで俺がこんなことォ....(汗






「フーン。そォ。

ならいいけどッ。浮気すんなよ?」





「....なにゆってんだヨ」





浮気なんてしねえよッ




いや、ちがっ




殉の為じゃねえよ!?(汗





「てかもォ帰れってば」




「....ウン、ワカッタ。

帰る、またメールする。」




「あい....」





....ヨカッタ。

とりあえずは龍と遊ぶってのは



バレんかった。ちょーギリギリだけど。






辻 殉也....勘が鋭いっと。意外にッ。




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