❮BL❯ 俺はホモじゃないっ

殉を帰らせ


俺はまた部屋に戻ろうと


Ｕターン....






「オイコラッ、洸ッ！！！」






びくぅ！と肩が上がる。




こ、この声は....




殉だッ





嫌な予感しかしない....





「な、なに？なんか....」





がチャリとドアをあける。






なんかあった？と聞く前に



もぉ、何があったのかは一目瞭然デシタ。







「おっまえ、やっぱり五十嵐と遊ぶんじゃんかッ、
ひでえよ、嘘つきだあッ」




そう....殉の隣にいるもう一人の男は



龍....デシタ。






あーーっ、バレた、さいあく！





L(ﾟ□ﾟ)」ｵｰﾏｲｶﾞ!




「そ、それは....」





「なんだよッ、言い訳してみろォ

大嘘つきめッ。俺の心は傷ついたッ」






あー、もうっ、しらねえよ....ぅ






「ゴメンって。

トラブりたくなかったんだって。」





「....じゃあ、俺も連れてってヨ」





「辻かえれ、イヤダ。」





「五十嵐は黙ってろッ

この抜けがけヤロォ！！」





....家の前で騒がないでくれよ....





「うるさい。

帰れ。お前は日曜日にすればいい」




「日曜日ぃ？お前ホンキかよ？

明日俺と洸２人きりにしてもいいのかよ

いーいーのーかぁ？」






「....イヤダ」





「てめえ、どっちだよ！」






あーもう、こうなるから


バラしたくなかったんだよ、殉のやろうッ





「とにかくッ、俺も連れてけ！

洸、嘘ついた罰ッ。いいだろ？なっ？なっ？」





....はあ、




ごめん、龍....(汗







「....ワカッタ....」






「....ちっ。辻め....」





「へへっ、やったあーーーッ

ざまあみろッ、抜けがけ五十嵐がッ！

洸は俺の彼女だから優しいんだよ、バアカ」




彼女じゃないから


いちおー彼氏だから。




殉こいつ俺の事オトコだってわかってんのかな!?





....不安。






「そのかわり、殉！龍！条件付きッ」





「ん？」




「....なんだ？」