❮BL❯ 俺はホモじゃないっ
「五十嵐ぃー、そろそろ終わったぁ?
着替えたー?どォ?」
....少しくらい待ってやれよ(汗
龍だってジャージ以外の衣服は
たぶん、久々に着て慣れてないんだから
がちゃ。
ドアがゆっくり開く。
「おっ、ヤッパリ!!
すげえ似合うじゃんッ」
え、マジ?どんなの?
俺、殉が龍用に持ってた服
見てないんだよな
俺が試着室の中を覗き込もうとすると────
「洸はまだ見ちゃだめ」
と、がちゃん!と勢い良くドアをしめられてしまった。
「ええええええっ、
な、なんでだよ、龍ううっ!」
ドアをコンコンッと叩いてみる。
....無反応。
な、なんでだよー
俺だって見たかったのに
殉だけとかずりい!!
すると後ろからポンポンと肩を叩かれ振り向く。
そこには爽やかに笑みを浮かべた殉が
「恥ずかしいんだろ( ̄∇ ̄*)」
........そっ、そうなのカナー
でも見たかった。今、見たかったよ俺....(涙)
「はいっ、次は俺なッ」
「え?ってゆーことは俺が最後なの?」
「当たり前じゃん
主役が最後じゃなくてどォすんの!」
....ま、まじか(汗
ちょっと緊張(汗
「じゃ、俺きがえてきまぁーす!」
「ほーい(*≧∀≦)」
ではでは俺は待つとするかな。