新撰組〜ずっと一緒にいたい〜
大人しく部屋に戻る。


部屋では沖田さんが待っていた。


宿の部屋割りは屯所の部屋割りと一緒。


だから、私は沖田さんと同室。


沖「橘さん。お疲れ様。」


『あ、はい。お疲れ様です。』


実際私は何もしていないけど。


小姑兼女中として入ったわけで。


もちろん刀なんて持っていない。


ほとんど私は隅っこの方で見ていただけ。


こんな私がここに来ていいの?と思ったけど、まぁ、こんなチャンスはないわけで。


芹沢さんを止めないとね。


沖「じゃあ、今日は寝ましょう。」


『そうですね。』


その日はゆっくりと眠りに落ちた。


明日をどうするか考えながら…


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