新撰組〜ずっと一緒にいたい〜
芹「斎藤。おいどうした?具合でも悪いのか?」


斎「はい…。少し、腹を壊してしまったようです…。」


『斎藤さん大丈夫ですか?』


心配そうに声をかける。


余程辛いのか、斎藤さんは額に冷や汗をかいていた。


ここを変えるには私と斎藤さん、二人きりにならないといけない。


芹「斎藤は中に戻れ。ここでは余計悪化させるだけだ。寒いからな。」


ここをチャンス!とばかりに私は芹沢さんに、


『私が付いていきます。』


と言った。


芹沢さんは私なら安全と思ったのか、快く了解してくれた。


そして私は斎藤さんを連れて中に戻る。


斎藤さんを座らせ、もう一度大丈夫ですか?と聞いた。


大丈夫だ。と斎藤さんは言い張ったが、全然大丈夫じゃない。


治すためには"力"を使わなきゃいけない。


でも、斎藤さんなら黙ってくれるかな…?


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