❇︎*黒猫さんに導かれて*❇︎

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まだ、肌寒い、今日この頃。




女子生徒達は、



スカートを膝上まで短くし


校則に違反する。





時には、歩くたび下着をチラつかせる



大胆な、肉食系女子もいる。



時には、見えるか否かと言う

ギリギリをたもっている子もいる。




私はそんな子達を見て、

下着をちゃんと、着ているか疑問になる。




同じ女とは思えない。





そんな日も私の周りでは、



熱く、


激しい、







王様争いが起こる。







「清原せんせぇぇぇぇぇ♡ーーーー」






「清原先生、この問題わかりませぇぇん‼︎♡♡」





この質問、何回目だよ。
ちゃんと、話しかける話題考えなよ……。





「清原せぇんせー、今日お昼一緒に食べよぉぉ〜♡♡♡」





「何言ってんの、清原先生は私と一緒に食べるのよ?」


「何言ってんの、私とよ⁉︎」



「違う‼︎ 私がーーー……」




女子生徒達は、


私をそっちのけで、言い争いを始める。



私はその間に退散する。





もし、流れで




皆、一緒に昼を一緒するコトになれば


私は今日、生きて帰れないから。






私は今日も、



職員室の暖房ぬくぬくの場所で

食べるコトにした。




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