❇︎*黒猫さんに導かれて*❇︎
授業が終われば、静寂の時間は終わりを向かえ、
私の周りには女子生徒が集まる。
授業中の、静かさが嘘のように感じてしまう。
まぁ、それも
私が王様なのだから、しかたない。
ーー1回目の授業が終わった。
そして、もう一度同じ授業を
私はもう何回もする。
先生とは、そう言うものだ。
時々、
『皆 集まって、私の授業を聞いてくれたらいいのにな…』
なんて、思ってしまうコトもがある。
だが、それはそれで大変なコトになりそうだからやめとこう。
私には、静かなこの理科の教室だけでいい。
そう、思ってみた。