記憶
あれから、16年
俺は、裕梨が送るはずだった高校生活を
手助けする教師という職業を選んだ。
そして今日この学校にやってきた。
自己紹介をし、クラスに向かった。
俺の担当クラスは3年1組!
副担の話では今日は、欠席無しだそうだ
教室に入るともう、みんな席に着いていた。
自己紹介をして、全体を見渡した。
ふつと、奥の席を見ると、1つ席が空いていた。
あれっ?今日は欠席無しのはずだけど、
「あの、そこの席は?」
「あぁ、高橋さん?多分保健室だと思います。」
「体調が悪いとか?」
「いや、保健室が好きだから?だそうです。毎度のことだから、あまり気にしないほうがいいですよ!」
なんじゃそりゃ。
後で行ってみるか。
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