不思議世界にご招待
〜3話 勇精様〜
メル「勇精様のこと知りたいなら、リーズベンドに行けばわかるはず!あと、お姉さんの名前は仮で『カイル』で!」
カイル「名前ありがと。仮だけど…。あと、リーズベンドって何?」
リーズベンドって、何だ?この街ではなんだろう…うーん…図書館?いや違うだろうな。うん。絶対に違…
メル「図書館だよ?」
あってたぁぁぁぁぁあ…!違うって思った自分馬鹿だわ!うわっ!恥ずかし!
カイル「そっ…そーなんだー(棒)」
はっ!つい、棒読みになってしまった!あ"ー!ついてない…!
メル「早く行こ!ねっ!」
カイル「わわっ!ひっぱんないっでっ…!」
棒読みには気づいてないね…よかった…

       〜5分後〜
カイル「でかっ…!えっ!?これ何mあるの!?」
メル「うーん…500m位?」
カイル「へっ!?」
こんな巨大な図書館見たことないし…!
メル「マショウの街の言葉で、リーズベンドは、『巨大な本の倉庫』って意味なんだよ!中はいろ!」
カイル「うん。」
    〜リーズベンドの中にて〜
メル「勇精様のことについてる本はこれだけだよ。」
カイル「…」
たったの二冊!?嘘でしょ!?なんでこんなに少ないわけ!ここの人馬鹿なのか!?
あっ…馬鹿なのは人のこと言えないや(´・ω・`)
カイル「え…えっと…。」
『勇精様はこの国を支える一本の柱となる存在。名前がない者は、魔精と、見分けるのが難しいため、2979年に、名前がない者は処刑と決められた。その後に次々と、条件が作られた。
1、名前は自分の意志で付けず、親につけてもらう。
2、名前がない者と、話してはならない。
3、勇精様が通る道には、次のものをおいてはいけない。
『汚物、動物、死骸、砂、石』
4、勇精様に逆らう者は処刑。

カイル「…」
1の条件当たり前だろ!ここの街は自分でつけてよかったのかよ!

カランカラン
ピーーー!!!!
メル「あっ!勇精様ガ、来るよ!見に行こ!」
勇精様が来る…あれを見たところ…勇精様は心が真っ黒だ…!


〜3話 完〜
< 3 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop