貴方に出会えたから
びーという音が鳴り響く。

長い…

5分位たっただろうか?

先「もういいよ〜」

「あ。次エコーもそのままやっちゃうね〜」

はぁ。

皆今頃何してるんだろう?

会長の代りは誰?

もしかして日菜が…?

「ヒャッ」

いきなり冷たいジェルが体に塗られ、私の体は一瞬、飛び上がった。

先「ごめんね。説明すればよかったね。」

「すいません。大丈夫です。」

エコーは早いものであっという間に終わった。

先「はい終わり。お疲れ様」


そう言って丁寧にジェルを拭きとってくれた。

やばい。

疲れた。


まさに運動したあとみたいな疲れが全身に襲いかかってきた。


先「顔色良くないね」


「え?大丈夫です。」

先「愛友ちゃんは大丈夫が口癖だからね笑」

「そんなことないです。」

先「今日、外来無いし…少し寝ててもいいよ?」

「少しだけいいですか?」

先「うん。時間になったら起こしに来るよ。」

「お願いします。」

そう言ったあと1分もかからず私は眠りに落ちた。
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