永遠に....
*
*
*
「おはよ~いつ見ても可愛いな~」
「嘉樹君、おはよ」
「いつも言ってるだろ。嘉樹でいいって!」
「...嘉樹」
「今日は付き人はおらないんだな」
嘉樹にとって、付き人=慎司のことだ
「...」
日和は朝から慎司と喧嘩をした
原因は鞄に入ってた一枚の手紙
日和は築かずに家にもって帰ってしまって、それが朝発見されたのだ
プリクラ付きのラブレター
それを見た慎司は怒る怒る
日和の言い訳すら聞かず
ムカついてきた日和は、携帯を慎司に投げて脱走したのだ
「あいつとなんかあったのか?」
「...」
日和はちょっとぐらいなら、愚痴ってもいいかなっと思った
「あれ、日和ちゃんじゃん」
日和と嘉樹は声の方を振り向くと
「やっほ~同じ学園だったって知ってた??」
「みきちゃん!!」
彼、嶋田幹(シマダミキ)は身長は小さいく可愛い顔をしている
態度がデカイ一年生
「あれ、慎司君は??」
「あっ...」
「...また喧嘩?」
「....」
「珍しい、二人も喧嘩するんだな」
「今回は慎司がわるい!」
「毎回喧嘩するたんびに慎司君の機嫌とりするの俺だったんだから、止めてよ」
呆れる幹
「そんなこと言ったって...今回は慎司が謝るまではしらない」
「...だそうだけど、どうなの?」
幹の視線の先は日和の後ろを見ていた
その視線の先には慎司がいた
「げっ!」
「...」
「なぁ嶋田、これヤバイんじゃないか??」
「さぁ」
「俺は悪くない。謝るわけないだろ?」
その言葉に、日和はキレる
「慎司が謝るまでは許さないから!」
日和は逃げるように去っていった
「日和待てよ」
日和を追いかける嘉樹
残された慎司と幹
慎司は黙ってるが、顔が怒ってるのが幹にはわかった
「っで、何があったの??」
「これっ」
幹に差し出したのは一枚のプリクラ
そこに写っているのは、一人の男性
「何こいつ?顔がヤバくね??」
プリクラを見た幹は笑った
「....日和の鞄にこいつの手紙が入ってた」
「...で?」
「...」
「日和ちゃんに手紙出したこいつをムカついてるんだ。で、日和ちゃんには何で怒ってるの?」
「こんな物を家にもって帰ってきたからだ」
「...」
呆れる幹
「手紙が鞄に入ってて、築かずにもって帰ったんじゃないの??」
「たとしても、ムカつくだろ?」
「...」
『毎回毎回くだらない理由でよく喧嘩できるな!たかが手紙をもって帰っただけで...』
ため息つく幹
「で、謝るまでは許してくれないようだけど、どうするの??」
「俺が謝るわけないだろ??そもそも、謝ったことなんてない」
『日和ちゃんは、よくこんな人と毎日いるな~』
改めて思う幹
「日和、いい加減機嫌なおせよ」
教室で日和をなだめる嘉樹
「日和おはよ~」
悠莉が近づく
「あれ、新垣君だと思ったら嘉樹君」
「おはよ~」
「...」
「日和何かあった?」
「新垣と喧嘩したんだとよ」
「え~そうなの??」
「私は悪くない!知らない人の手紙をもって帰っちゃっただけで怒るなんて、人間なってない」
「えっ、今時ラブレター!?」
笑う悠莉
「原因はそれだけか!?」
原因聞いてビックリする嘉樹
「手紙に怒ってるならまだしも...プリクラに入ってた人が...」
「人が??」
「ゴリラマッチョな人だった~しかも、全くタイプじゃない人!!」
「...」
想像する嘉樹と悠莉
「私のタイプじゃないのわかってるくせに、キレるとか意味がわからない」
机に覆い被さる日和
『...日和はそんなことで、新垣にキレてるのか?』
『相変わらずだな~...』
呆れる二人
「あっ でもさ、立場上大丈夫なの~?」
「えっ?」
「日和って、慎司君の側近でしょ?主人にさからったりして...」
「....」
「あ~確かに、俺だったら側近でもクビにするかも~」
「忘れてた!!」
うなだれる日和
「今からでも謝ったら~??」
「いや、謝らなくていい。日和の面倒は俺が見てやるよ!」
「慎司が謝るまでは謝らない!」
「いいぞ~日和!」
「あんな我が儘で俺様な奴!いつも私が謝ってばっかで、たぶん人生で一度も謝ったことなんてないんだから!」
「どんだけ俺様なんだ...」
「私は悪くない!慎司が謝るまでは謝らない!!」
日和は決意した
「おはよ~日和、新垣君と可愛い一年生が呼んでるよ」
ドアにいたのは、慎司と幹だった
「...」
恐る恐る行くと
「日和...すまない」
「えっ!!」
絶対に謝らないと思ってた日和は動転
「あっ...私もごめんね」
あっさりと解決してしまった
「嶋田、何があった?」
すぐに嘉樹は幹に聞く
「人生で一度も謝ったことない奴が普通に謝って...」
「あ~最初は謝らないの一点張りだったけど...」
「おまえどんな説得したんだ?」
不思議に思う嘉樹
「【すみません】、【ごめんなさい】は絶対に言わないってか、言いたくないって言ってたから、【すまない】だったら...ってことで」
「....なんじゃそりゃ...」
「あの二人の喧嘩なんて、そんなものだよ。慎司君が本気で怒らない限りはね」
幹は慎司と日和を昔から知ってるため、二人の扱いにはなれていたのだ
「嶋田おまえ何者?」
「別に普通の少しお金持ちの息子だよ」
嘉樹と幹は知ってる程度の仲
「あんたもいい加減日和ちゃん諦めたら??」
「お前に言われる筋合いないわ」
「いつから日和ちゃんに??」
「...」
ニヤニヤしながら聞く幹
「昔からだよ!」
余裕な幹に少しムカついている
「お前二つ下だろ?先輩には敬語使えよ」
「え~めんどくさい~」
「...」
キーン コーン カーン コーン
「ヤバッ!じゃぁ嘉樹先輩、さようなら~」
幹は自分のクラスへ帰って行った
「な~日和、嶋田って何者??」
どうしても気になる嘉樹
「みきちゃん?」
「何であんな態度でかいんだよ」
「あ~みきちゃんは嶋田財閥の息子で、親、兄弟にすごい可愛がられて育ったから、態度でかいんじゃないかな」
「おまえら二人の扱いもなれてるようだけど?」
「慎司の親とみきちゃんの親が仲良くて、昔から関わりがあるからね」
「ふ~ん...」
少し妬いてる嘉樹
「ホームルーム始めますよ」
担任の先生が入ってきた
*
*
「おはよ~いつ見ても可愛いな~」
「嘉樹君、おはよ」
「いつも言ってるだろ。嘉樹でいいって!」
「...嘉樹」
「今日は付き人はおらないんだな」
嘉樹にとって、付き人=慎司のことだ
「...」
日和は朝から慎司と喧嘩をした
原因は鞄に入ってた一枚の手紙
日和は築かずに家にもって帰ってしまって、それが朝発見されたのだ
プリクラ付きのラブレター
それを見た慎司は怒る怒る
日和の言い訳すら聞かず
ムカついてきた日和は、携帯を慎司に投げて脱走したのだ
「あいつとなんかあったのか?」
「...」
日和はちょっとぐらいなら、愚痴ってもいいかなっと思った
「あれ、日和ちゃんじゃん」
日和と嘉樹は声の方を振り向くと
「やっほ~同じ学園だったって知ってた??」
「みきちゃん!!」
彼、嶋田幹(シマダミキ)は身長は小さいく可愛い顔をしている
態度がデカイ一年生
「あれ、慎司君は??」
「あっ...」
「...また喧嘩?」
「....」
「珍しい、二人も喧嘩するんだな」
「今回は慎司がわるい!」
「毎回喧嘩するたんびに慎司君の機嫌とりするの俺だったんだから、止めてよ」
呆れる幹
「そんなこと言ったって...今回は慎司が謝るまではしらない」
「...だそうだけど、どうなの?」
幹の視線の先は日和の後ろを見ていた
その視線の先には慎司がいた
「げっ!」
「...」
「なぁ嶋田、これヤバイんじゃないか??」
「さぁ」
「俺は悪くない。謝るわけないだろ?」
その言葉に、日和はキレる
「慎司が謝るまでは許さないから!」
日和は逃げるように去っていった
「日和待てよ」
日和を追いかける嘉樹
残された慎司と幹
慎司は黙ってるが、顔が怒ってるのが幹にはわかった
「っで、何があったの??」
「これっ」
幹に差し出したのは一枚のプリクラ
そこに写っているのは、一人の男性
「何こいつ?顔がヤバくね??」
プリクラを見た幹は笑った
「....日和の鞄にこいつの手紙が入ってた」
「...で?」
「...」
「日和ちゃんに手紙出したこいつをムカついてるんだ。で、日和ちゃんには何で怒ってるの?」
「こんな物を家にもって帰ってきたからだ」
「...」
呆れる幹
「手紙が鞄に入ってて、築かずにもって帰ったんじゃないの??」
「たとしても、ムカつくだろ?」
「...」
『毎回毎回くだらない理由でよく喧嘩できるな!たかが手紙をもって帰っただけで...』
ため息つく幹
「で、謝るまでは許してくれないようだけど、どうするの??」
「俺が謝るわけないだろ??そもそも、謝ったことなんてない」
『日和ちゃんは、よくこんな人と毎日いるな~』
改めて思う幹
「日和、いい加減機嫌なおせよ」
教室で日和をなだめる嘉樹
「日和おはよ~」
悠莉が近づく
「あれ、新垣君だと思ったら嘉樹君」
「おはよ~」
「...」
「日和何かあった?」
「新垣と喧嘩したんだとよ」
「え~そうなの??」
「私は悪くない!知らない人の手紙をもって帰っちゃっただけで怒るなんて、人間なってない」
「えっ、今時ラブレター!?」
笑う悠莉
「原因はそれだけか!?」
原因聞いてビックリする嘉樹
「手紙に怒ってるならまだしも...プリクラに入ってた人が...」
「人が??」
「ゴリラマッチョな人だった~しかも、全くタイプじゃない人!!」
「...」
想像する嘉樹と悠莉
「私のタイプじゃないのわかってるくせに、キレるとか意味がわからない」
机に覆い被さる日和
『...日和はそんなことで、新垣にキレてるのか?』
『相変わらずだな~...』
呆れる二人
「あっ でもさ、立場上大丈夫なの~?」
「えっ?」
「日和って、慎司君の側近でしょ?主人にさからったりして...」
「....」
「あ~確かに、俺だったら側近でもクビにするかも~」
「忘れてた!!」
うなだれる日和
「今からでも謝ったら~??」
「いや、謝らなくていい。日和の面倒は俺が見てやるよ!」
「慎司が謝るまでは謝らない!」
「いいぞ~日和!」
「あんな我が儘で俺様な奴!いつも私が謝ってばっかで、たぶん人生で一度も謝ったことなんてないんだから!」
「どんだけ俺様なんだ...」
「私は悪くない!慎司が謝るまでは謝らない!!」
日和は決意した
「おはよ~日和、新垣君と可愛い一年生が呼んでるよ」
ドアにいたのは、慎司と幹だった
「...」
恐る恐る行くと
「日和...すまない」
「えっ!!」
絶対に謝らないと思ってた日和は動転
「あっ...私もごめんね」
あっさりと解決してしまった
「嶋田、何があった?」
すぐに嘉樹は幹に聞く
「人生で一度も謝ったことない奴が普通に謝って...」
「あ~最初は謝らないの一点張りだったけど...」
「おまえどんな説得したんだ?」
不思議に思う嘉樹
「【すみません】、【ごめんなさい】は絶対に言わないってか、言いたくないって言ってたから、【すまない】だったら...ってことで」
「....なんじゃそりゃ...」
「あの二人の喧嘩なんて、そんなものだよ。慎司君が本気で怒らない限りはね」
幹は慎司と日和を昔から知ってるため、二人の扱いにはなれていたのだ
「嶋田おまえ何者?」
「別に普通の少しお金持ちの息子だよ」
嘉樹と幹は知ってる程度の仲
「あんたもいい加減日和ちゃん諦めたら??」
「お前に言われる筋合いないわ」
「いつから日和ちゃんに??」
「...」
ニヤニヤしながら聞く幹
「昔からだよ!」
余裕な幹に少しムカついている
「お前二つ下だろ?先輩には敬語使えよ」
「え~めんどくさい~」
「...」
キーン コーン カーン コーン
「ヤバッ!じゃぁ嘉樹先輩、さようなら~」
幹は自分のクラスへ帰って行った
「な~日和、嶋田って何者??」
どうしても気になる嘉樹
「みきちゃん?」
「何であんな態度でかいんだよ」
「あ~みきちゃんは嶋田財閥の息子で、親、兄弟にすごい可愛がられて育ったから、態度でかいんじゃないかな」
「おまえら二人の扱いもなれてるようだけど?」
「慎司の親とみきちゃんの親が仲良くて、昔から関わりがあるからね」
「ふ~ん...」
少し妬いてる嘉樹
「ホームルーム始めますよ」
担任の先生が入ってきた