永遠に....
☆二章☆5才
5才の頃、日和は新垣家に引き取られた

それからいつも一緒にいたのは、慎司だった

お勉強の時間

食事の時間

お風呂、寝る時間

ずっと一緒にいた

新垣家に雇われていた執事やメイド達、日和を知る物達みんな、慎司と日和の関係に疑問をもっていた

日和が初めて新垣家に来たとき、慎司の両親は日和を施設から引き取った後すぐに仕事で海外にとんだ

何も説明なく、慎司からの言葉だけ伝えられただけだった

「この子は僕のモノだから、僕みたいな扱ってね」

それだけだった

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