永遠に....
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「新入生の皆様入学おめでとうございます。私はこの学園の生徒会長の灰原 日和(ハイバラ ヒヨリ)です。」

桜が咲く4月

金持ちが集まるこの学園

○○財閥の息子、○○会社の娘などなど見かける人達がいるなか、日和は新入生に挨拶をした

「ここで、みなさんに御忠告しときます」

ザワ

辺りがざわつく

「この学園は私生徒会長と副会長が握ってます」

ザワザワ

更にざわつく

「規則違反、不正な行為、気に入らないことがあったら、厳しい罰がありますので気をつけてね」

そう言い残して日和は退場

なにがあっても、この学園は日和から目をつぶる

そ理由は....

「お疲れ日和。さすがだね」

ニコニコしながら、日和を誉める副会長

彼がいるから日和は威張れる

日和だけの力では普通の生徒と変わらない

副会長の新垣慎司(アラガキシンジ)は....

誰もが知る、新垣財閥の息子でここの学園をも所有するほど

親の権力使いまくりのお坊っちゃまだった

それに甘える日和

「私はただ忠告しただけだよ」

『そう、あれは忠告!私なんかじゃなにもできない。止めることも出来なくなる』

慎司は日和のやりたいようにさせてくれる

日和の後ろに慎司がいる

だから日和はなんでもできた

日和が気に入らないことがあると、慎司が動く

日和を傷つける人がいたら、慎司は容赦なく傷つけた人を潰す

端から見れば、日和が主人で慎司が執事

本当は逆

だから日和は忠告した

慎司を怒らせると親に頼んででも、会社1つ潰す
私達に関わらない方がいい

と日和は遠回しに言ったのだ


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