永遠に....
☆三章☆高校三年生夏①
「日和、久しぶり」

日和は新垣家に用事があって来ていた

「久しぶりです。晃兄...」

「お前は敬語とか使うなよ」

「はい...」

昔は仲のよかった二人

あることがキッカケで日和は晃に一歩ひいていた

「慎司は元気か?」

「...相変わらずだよ」

「相変わらずね...今日は何しに??」

「雛から用事があるとか...」

「晃」

日和は声の方を見た

そこには、美人の姿が

「日和、紹介するよ」

「...前の人は?」

「ああ、いるよ。こいつは理沙(リサ)」

晃は高校に入ると女性を自分の側近にしようと、新垣家に彼女を次々と連れてきていた

「こんにちは...」

「...この人誰~??」

「弟のモノだ」

「...」

「へ~じゃあ、晃とは関係ないんだ~」

「まあ、俺と日和は妹だな」

「そうだね」

「ふ~ん。宜しくね、妹ちゃん」

「...」

晃が連れてくる人は大抵口が軽い女性だった

「じゃあな!慎司に宜しく」

二人は仲良さそうに腕を組んで去っていった
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