キャンプ
真平の顔を見ると真っ青になっていた。

決して口をひらこうとしない真平をみて、俺は昼間、真平がいいたかったことが直子たちの話題だと理解した。

真平がおもむろに口を開いた。

「ここってさ、少しおかしい」

「おかしいって何が?」

俺、自身もおかしいと思っている。だけどせっかくのキャンプを台なしにしたくない。

だから俺は何もきにしないようにしてた。

だけど、真平がこれと、さしだしたものは。
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