キャンプ
俺達は山道からさらに旧国道らしき道に入った。

実際、運転している俺が1番不安だった。

本当にプライベートビーチのような場所があり、綺麗な所なのだろうか?

あの家族にかつがれたのではないだろうか?

それを思わせるような道を走っているのだからしかたないと自分にいい聞かせた。

その家族が遺留品を引き取りにきた時に言ったことは「すごく綺麗な湖があり、誰もいないからゆっくりできるよ。小さい山小屋が近くにあるから勝手に使って下さい」との事だった。

< 8 / 25 >

この作品をシェア

pagetop