妖精さん!! 第1段階目
「…あ。」
思わず私は息をのんだ。
自信満々の彼をさっきまでバカにしてたけど、
普段横流しにしている前髪をポンパドールに、
そのサイドにくる横の髪を少しワックスでも付けたかのようにフワッと丸くなっていて、いつも低い位置で結んでいるひとつ結びは高い位置で結ばれていた。
自分で言うのもおかしいが、思った。
……かわいい。
髪型でこんなに印象が変わるとは思わなかった。
小学生から変えていない髪型を今更変える気は無かったのだが、こうやって見てみると早く変えておけばよかったなんてさえ思う。
……まぁ、こんなの私には出来る分けないんだけどね。
「蛍、明日から学校これで行け。」
「…え?!なんで?!」
思わず鏡を向いていたほうからバッと有我のほうを向く。
その勢いで髪が揺れた。
その時、いい香りが鼻にとまる。
やっぱり有我ワックス付けてたんだ。
こんなの学校にしていけるわけないじゃん。
「明日髪型変えるから、確認のために今やったんだろ。」
いや、聞いてないから。
思わず私は息をのんだ。
自信満々の彼をさっきまでバカにしてたけど、
普段横流しにしている前髪をポンパドールに、
そのサイドにくる横の髪を少しワックスでも付けたかのようにフワッと丸くなっていて、いつも低い位置で結んでいるひとつ結びは高い位置で結ばれていた。
自分で言うのもおかしいが、思った。
……かわいい。
髪型でこんなに印象が変わるとは思わなかった。
小学生から変えていない髪型を今更変える気は無かったのだが、こうやって見てみると早く変えておけばよかったなんてさえ思う。
……まぁ、こんなの私には出来る分けないんだけどね。
「蛍、明日から学校これで行け。」
「…え?!なんで?!」
思わず鏡を向いていたほうからバッと有我のほうを向く。
その勢いで髪が揺れた。
その時、いい香りが鼻にとまる。
やっぱり有我ワックス付けてたんだ。
こんなの学校にしていけるわけないじゃん。
「明日髪型変えるから、確認のために今やったんだろ。」
いや、聞いてないから。