妖精さん!!   第1段階目
今さらっとすごいこといったぞ、コイツ。
「契約したら願い叶えるまで天界に帰れねェように翼は取れるようになってんだよ。ぶつぶつ言ってねぇで早く飯食おうぜ。」
そう言って私の背中を押してリビングへと促す有我。
なんか腑に落ちないことがあるけど、
いや、腑に落ちないことだらけだけど、深入りされたくなかったっぽいし、言われたとおりにしてやるかぁ。

そう思いリビングに向かう私の背中を有我は、ずっと見つめ続けていた。
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