愛と哀
これからもこんな毎日が続くのかと軽く絶望してた。
だけど、そうじゃなかった。
ある日突然、崩壊する時が訪れた……。
「このまま時間が止まればいいのに」
「……」
「考えた事ない?他の人間はみんな死んで、世界に俺ら2人だけになればいいのにって」
日曜日。
朝からずーっと春田くんは私にベッタリ。
もちろん昨日もそうだった。
ずっと私にくっついて、抱き枕のように抱きしめて永遠と吐き気がする言葉を述べてる。