愛と哀





私の前に姿を現したのは。






「七乃……みーつけた」



包丁を手にして、不適に微笑み夕麻くんだった……。





「いやああああぁっ……!!!」



怖くなり、発狂して。


再び走って逃げた。




あぁ、本当の本当にここには私と彼しかいない。





一体どうすれば、この負のループから逃げられるんだろう……。





< 257 / 283 >

この作品をシェア

pagetop