初恋も二度目なら
前回同様、映画の余韻に浸っていたいと意見が一致した私たちは、“グリーク”鑑賞後、とあるファミレスに行った。
今ちょうど夕方6時になったばかりという時間帯だから、レストランに行くには早すぎだし、何より気取った雰囲気はちょっと・・・と私は思うし。
その点、ファミレスだったら、色々な種類の食べ物・飲み物もある。
それにこの時間帯だからか、店内はお客さんもまばらで、結構ゆっくりできるのが嬉しい。
「宣伝どおり、壮大なスケールで描かれてたなぁ」
「ホント。映像もすごーくキレイで、すぐあの世界に入れた。それにあの男性陣の上半身・・・すごかったね」
「卜部ちゃんは、あーいう体が好みなのか」
「ううん!みなさんとても見事な体躯をしてらっしゃったけど、ゼウスやヘラクレスの胸板と二の腕は、私にはちょっと厚すぎで、とても人とは思えない」
「いや、神だし」
「あ、そうね」と私は言うと、川端くんも一緒にクスクス笑った。
今ちょうど夕方6時になったばかりという時間帯だから、レストランに行くには早すぎだし、何より気取った雰囲気はちょっと・・・と私は思うし。
その点、ファミレスだったら、色々な種類の食べ物・飲み物もある。
それにこの時間帯だからか、店内はお客さんもまばらで、結構ゆっくりできるのが嬉しい。
「宣伝どおり、壮大なスケールで描かれてたなぁ」
「ホント。映像もすごーくキレイで、すぐあの世界に入れた。それにあの男性陣の上半身・・・すごかったね」
「卜部ちゃんは、あーいう体が好みなのか」
「ううん!みなさんとても見事な体躯をしてらっしゃったけど、ゼウスやヘラクレスの胸板と二の腕は、私にはちょっと厚すぎで、とても人とは思えない」
「いや、神だし」
「あ、そうね」と私は言うと、川端くんも一緒にクスクス笑った。