初恋も二度目なら
「そっかー。卜部ちゃんは今の方が断然いい」
「まあそう・・よね。私、長年おデブだったから。今はすごく身軽!」
「それだけじゃなくてさー。これからはメガネやめた方がいい」
「え?なんで?」
部長は逆に「メガネかけろ」派だけど・・・。
「おまえさ、メガネ外すと実はすげーカワイイって自覚なくね?」
「えっ!?」
私は、川端くんから「すげーカワイイ」と言われたことより、川端くんが「おまえ」と呼んだことの方に、正直驚いていた。
だってそういう呼び方って・・・かなり親密じゃない?
でも川端くんは私の友だち。
親友候補の部長だって、私のことを「おまえ」って呼ぶじゃない。それも普段的に。
しかも部長の場合、怒った時には「てめえ」だし。
口調まで恐ろし気に変わる上に、「どアホ」もアリで・・・。
だとしたらよ?
別に川端くんが私のことを「おまえ」と呼んでもおかしくないじゃない。
いいじゃない。
そんな私の心の葛藤など知りもしない川端くんは、私を見ながら、「おまえは目が大きくて、まつ毛がすげー長いから、絶対メガネかけない方がいい」と続けた。
「まあそう・・よね。私、長年おデブだったから。今はすごく身軽!」
「それだけじゃなくてさー。これからはメガネやめた方がいい」
「え?なんで?」
部長は逆に「メガネかけろ」派だけど・・・。
「おまえさ、メガネ外すと実はすげーカワイイって自覚なくね?」
「えっ!?」
私は、川端くんから「すげーカワイイ」と言われたことより、川端くんが「おまえ」と呼んだことの方に、正直驚いていた。
だってそういう呼び方って・・・かなり親密じゃない?
でも川端くんは私の友だち。
親友候補の部長だって、私のことを「おまえ」って呼ぶじゃない。それも普段的に。
しかも部長の場合、怒った時には「てめえ」だし。
口調まで恐ろし気に変わる上に、「どアホ」もアリで・・・。
だとしたらよ?
別に川端くんが私のことを「おまえ」と呼んでもおかしくないじゃない。
いいじゃない。
そんな私の心の葛藤など知りもしない川端くんは、私を見ながら、「おまえは目が大きくて、まつ毛がすげー長いから、絶対メガネかけない方がいい」と続けた。