初恋も二度目なら
「ま、でも部長さんって、ワタシのダーリンに、どことなく性格は似てると思うわ」
「あの・・ユキオくんって・・・」
「ワタシ、見た目は完全なオトコでも、心はかなりオンナ寄りだから、生まれて35年の間、ワタシが好きになるのはオトコだけ。だから今までおつき合いしてきた人は男性しかいない。そして今のカレシも、もちろん男性よ」
「へえ。ユキオくんのカレシって、どんな人ですかー?」
「そうねぇ。すっごくハンサムで、ちょっと強引で、とっても優しいの。独占欲は強い方だと思う。自分の方がかなりモテるのに、なんでそんなにヤキモキしちゃうのか、いまだに分かんないんだけど」とユキオくんが言ったとき、玄関のチャイムが鳴った。
「あら、誰かしら。ちょっと失礼」とユキオくんは言うと、インターフォンを取った。
「あの・・ユキオくんって・・・」
「ワタシ、見た目は完全なオトコでも、心はかなりオンナ寄りだから、生まれて35年の間、ワタシが好きになるのはオトコだけ。だから今までおつき合いしてきた人は男性しかいない。そして今のカレシも、もちろん男性よ」
「へえ。ユキオくんのカレシって、どんな人ですかー?」
「そうねぇ。すっごくハンサムで、ちょっと強引で、とっても優しいの。独占欲は強い方だと思う。自分の方がかなりモテるのに、なんでそんなにヤキモキしちゃうのか、いまだに分かんないんだけど」とユキオくんが言ったとき、玄関のチャイムが鳴った。
「あら、誰かしら。ちょっと失礼」とユキオくんは言うと、インターフォンを取った。