初恋も二度目なら
うわ!おばちゃん、私のこと覚えていてくれたんだ!
なんか・・・嬉しくて、申し訳ない。
「ちょっと見ない間に、もっとキレイになったねぇ」
「そんな・・・」と私が、「だろ?」と部長が言ったのは、同時だった。
つい隣の部長を見ると、またニカッと笑われて・・・。
私の頬がボッと火照る。
「今日は早かったねぇ」
「昼食べ損ねてさ。腹減ってるんだ」
「あら!それは大変だ!さあさ、座って。いつもの席にするかい?空いてるよ」
「うん。じゃあそこ行く。小夜」
「あ、はいっ」
クルッとふり向いた部長が手を差し伸べてきたから、つられるように手を伸ばして繋いじゃったけど・・・これは席案内のためよね?
私は、部長の大きな背中を見ながら、必要以上にドギマギ高鳴っている鼓動を鎮めることに集中した。
なんか・・・嬉しくて、申し訳ない。
「ちょっと見ない間に、もっとキレイになったねぇ」
「そんな・・・」と私が、「だろ?」と部長が言ったのは、同時だった。
つい隣の部長を見ると、またニカッと笑われて・・・。
私の頬がボッと火照る。
「今日は早かったねぇ」
「昼食べ損ねてさ。腹減ってるんだ」
「あら!それは大変だ!さあさ、座って。いつもの席にするかい?空いてるよ」
「うん。じゃあそこ行く。小夜」
「あ、はいっ」
クルッとふり向いた部長が手を差し伸べてきたから、つられるように手を伸ばして繋いじゃったけど・・・これは席案内のためよね?
私は、部長の大きな背中を見ながら、必要以上にドギマギ高鳴っている鼓動を鎮めることに集中した。