初恋も二度目なら
週明けの月曜日。
いつもどおり30分早く出社した私は、営業エリアを掃除した後、コーヒーをセットしに、給湯室へ行った。
ちょうどその頃に、部長が出社してくる。
そして私たちは、淹れたてのコーヒーを飲みながら、給湯室や、部長の席の前でちょっと・・多くても5分くらいおしゃべりするのが、定番化してきた。
「で?次のパーティーはいつだ」
「5月の第二金曜日なので・・・」と私が言うと、部長は給湯室の壁に貼ってあるカレンダーをパパッとめくって、「8日か」と言った。
「そうですね。“フリースタイル”は、毎月第2と第4の金土にあるんですよ」
「じゃあおまえは、土曜にも行ったのか」
「いえいえ行ってませんっ!部長に釘を刺されたからじゃないですよっ!」
慌てて全力否定をしている私を見た部長は、さもおかしいと言わんばかりにクスクス笑っている。
まぁ・・・・・・いいです、けど。
「で?8日、行くのか?」
「いえ、行かないです。今後私は、第4土曜日だけ行こうと思ってますので」
「なぜだ」
「今週の金曜から習い事が始まるので、金曜の婚活パーティーは、時間が重なって行けないんです。それと、いくらフリースタイルだからと言って、月に2度も婚活パーティーに参加をするのは、やっぱりがっついてるというか・・ハンターになったような気がして」と私が言うと、部長はプッとふき出した。
いつもどおり30分早く出社した私は、営業エリアを掃除した後、コーヒーをセットしに、給湯室へ行った。
ちょうどその頃に、部長が出社してくる。
そして私たちは、淹れたてのコーヒーを飲みながら、給湯室や、部長の席の前でちょっと・・多くても5分くらいおしゃべりするのが、定番化してきた。
「で?次のパーティーはいつだ」
「5月の第二金曜日なので・・・」と私が言うと、部長は給湯室の壁に貼ってあるカレンダーをパパッとめくって、「8日か」と言った。
「そうですね。“フリースタイル”は、毎月第2と第4の金土にあるんですよ」
「じゃあおまえは、土曜にも行ったのか」
「いえいえ行ってませんっ!部長に釘を刺されたからじゃないですよっ!」
慌てて全力否定をしている私を見た部長は、さもおかしいと言わんばかりにクスクス笑っている。
まぁ・・・・・・いいです、けど。
「で?8日、行くのか?」
「いえ、行かないです。今後私は、第4土曜日だけ行こうと思ってますので」
「なぜだ」
「今週の金曜から習い事が始まるので、金曜の婚活パーティーは、時間が重なって行けないんです。それと、いくらフリースタイルだからと言って、月に2度も婚活パーティーに参加をするのは、やっぱりがっついてるというか・・ハンターになったような気がして」と私が言うと、部長はプッとふき出した。