初恋も二度目なら
アイス屋さん周辺は、人が多かったこともあって、私たちは歩きながらアイスを食べることにした。
「あぁ。冷たくておいし~い」
「だなー。卜部ちゃん、マジ幸せーって顔してる」
「そ、そう?川端くんは・・食べるのがすごく早いよっ!」
「そっかー?男ならフツーだって」と言った川端くんは、すでにアイスを食べ終えて、コーンを半分ほど食べていた。
そうなのかな。
お父さん・・・は論外として、長峰部長とおつき合いしていた頃、彼がアイスを食べてるところ・・・見たことないから分からないっ!
なぜかその場にいない部長から、「ほら見ろ。おまえは何も知らん」と言われた上に、鼻でせせら笑われた気がした私は、ズーンと落ち込んだ気持ちを隠すように、カップに入ったバニラアイスを、小さなスプーンで力一杯すくった。
「あぁ。冷たくておいし~い」
「だなー。卜部ちゃん、マジ幸せーって顔してる」
「そ、そう?川端くんは・・食べるのがすごく早いよっ!」
「そっかー?男ならフツーだって」と言った川端くんは、すでにアイスを食べ終えて、コーンを半分ほど食べていた。
そうなのかな。
お父さん・・・は論外として、長峰部長とおつき合いしていた頃、彼がアイスを食べてるところ・・・見たことないから分からないっ!
なぜかその場にいない部長から、「ほら見ろ。おまえは何も知らん」と言われた上に、鼻でせせら笑われた気がした私は、ズーンと落ち込んだ気持ちを隠すように、カップに入ったバニラアイスを、小さなスプーンで力一杯すくった。