黒い羽と嘘と執着

「でも、最近次朗君様子がおかしくない?」



「うん、それがどうしたの?」



どうしたのって……冷たくない?



「次朗君、何か悩みでもあるのかも」



「うん、それで?」



「それで?って、心配じゃないの?」



仲間に対してその態度はは酷すぎない?



そんな目で見た私をノエルは気に食わなかったみたいで



次の瞬間



ガン‼



と顔の横スレスレに手をつかれる



私はその音とか迫力に一瞬萎縮してしまった





< 68 / 105 >

この作品をシェア

pagetop