黒い羽と嘘と執着


次の日学校に行くとかなりの人に見られていた、いや、睨まれていた



何でだろう?



考えながら下駄箱を開けると無数の紙切れが入っている



『ブス』、『紅蓮の恥』、『燿さんには相応しくない』等々



よく分からないことが書かれていた



とりあえずゴミはゴミ箱に捨てて教室に行ったけど、教室の私の机は下駄箱より散らかされて悲惨のことになっていた



しょうがなく空き教室に避難する



はあ、なんなんだろう今日は



とりあえず下駄箱の紙は自分宛だったことは把握した



でも身に覚えが全然無い



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