裸足のプリンセス

蓮翔｢お嬢様っぽいとこ、
相変わらず変わんねぇな｣


と、私の頭をくしゃっと撫でる。


『そうかしら？』

えへへっと笑って見せる。



唯斗｢なになにー？

知り合いなのー？｣


蓮翔｢これは失礼しました。

彼女とは昔何度か遊んだ友人でございます。｣


ペコっと頭を下げる私。


｢ふーん…

あ、自己紹介がまだだったね！

僕は篠崎ｼﾉｻﾞｷ悠里ﾕｳﾘ！｣


チャラ男さんは悠里様。


｢……神田ｶﾝﾀﾞ理人ﾘﾋﾄ。｣


無口さんが理人様。


｢俺は結城ﾕｳｷ藍ｱｲだよ｣

と微笑むお兄さん的な藍様。


｢えっとね！僕は唯斗！

東條ﾄｳｼﾞｮｳ唯斗だよ！｣


可愛い系な唯斗様。



｢……………｣

俺様は…様なのか。



藍｢美雪ちゃん…笑｣


え、私笑われてる?!


悠里｢…様とか新しっ！爆笑｣


『…口に出してましたか？』


ピタッと止まる笑い。

でもそれは一瞬で…

さっきよりも大きな笑い声が聞こえる。


唖然とする私。