裸足のプリンセス
はぁはぁはぁはぁ
体力…ないな…私…
それでも…諦めてやんないんだから!!
すると、急に止まる車。
誰がこっちに駆けてくる。
理人「なにしてんだよ美雪…」
『えへへ…』
理人「えへへじゃねぇだろ。
足だってこんなに…」
私は理人に支えられながら
理人の頬を両手でペチっと叩く。
『理人、
女の子はね?どんな身分の人だって
本気で好きな人のためなら
裸足でだって追いかけられるの。
だって…それくらい好きなんだもの』
理人「美雪…」
「ったく、あなたには負けたわ」
シャルさん…
シャル「もう好きにしなさいっ」
と、シャルさんは帰ってしまった。
そして丁度その時
私も意識を手放した。