涙色のバレンタイン。





まだ、キミといたいから―…。




「そ、そっかぁ。


はは…、じゃあさその先輩のためにも、練習しよう」





「そうだよな。じゃあ放課後デートしてみる?」


「うんっ」





笑えばいいんだから。


そうすればキミは困らせなくて済む。






あたしの気持ちは、嘘でいっぱいになっていく―……。







「そろそろバレンタインだよなぁ」



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