涙色のバレンタイン。







恋って、こんな感じなのかな?



沢山笑いあって、


いっぱい一緒にいる。





柚樹クンの差し出した手のひらに重ねようとしたとき―…。





「……菊」





大雅クンがあたしを引っ張っていた。




そして思い切り、抱きしめられる。





「た、大雅ク…」






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