セカンド☆ライフ
(………な………)

(…………なべ………)

(み……く……………!)

(水辺君!!)

(はい!?)

呼ばれる声に目を覚ました。

(水辺くん!?)

(あれ?横峰?)

(水辺君大丈夫!?)

(ここ…どこ?)

辺りは真っ白な世界。
音もなく、上も下もわからない。
ただ俺と、横峰だけがいる。

(わかんないけど…たぶん私の中)

(あぁ、リンクしてんのか)

(リンク?)

(まぁ詳しくは後で説明するとして…横峰さん)

(はい?)

(今…膝枕…だよねこれ)

(あ…ごめん…)

(いや、いいんだけどさ、て言うかむしろ幸せです…)

(えぇ…)

(うわっ…今ちょっと引いた…リンクしてっからダイレクトにきた…)

(ごめん…)

(あ〜いや、いいんだけどさ、膝枕できるってことは…触れるってことだよね?)

(?そうなるのかな?)

(じ…じゃぁさ…おっぱ…)

(あ、ダイレクトにきた、やだ)

(頑張ったのに…)

(水辺君からもの凄く不純な欲望が流れ込んでくる…)

(健全な男子ですもの…)

(そんなに触りたいんだ…)

(それはもう…)

(威張って言わなくても…)

(意識が同調してんのに嘘ついても無意味だしね…)

(そっか…じゃぁ…今…私が自分のこと可愛いって思ってるのは…)

(俺の意識です…)

(私の意識も水辺君に伝わってるんだよね?)

(うん…)

(少しだけ…だからね?)

(うん、いただきます)
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