こたつに蜜柑



俺は階段を降りて一階のキッチンにいった。


「母さんご飯」


「起きてくるの遅いんだから自分で準備しなさい。」


仕方なく冷蔵庫からパンとジャムをだして食べた


「食べたの片付けなさい」


「は~い」


今は冬休み中なので部活に入ってない俺は全くやることがない


「じゃあ、俺はもうひと眠りしよ~と」


「おじゃましま~す」


女の子の声がした。
  

母が玄関に迎えに行く


「いらっしゃい」


「おばさん、今日からお世話になります」


「大変な時はお互い様よ、今日から自分の家なんだから遠慮しないでね」


「はい!ありがとうございます」


俺は気になって玄関の方を見に行った。


女の子はこちらに気づいたのか軽く頭を下げた





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