こたつに蜜柑

「ふ~ついた」


「本当にすぐだったね」


「だれ」


俺が歩きだすと蜜柑が後ろをついてくる


「もう少しでつくよ」


「うん」


しばらく歩くとペンギンの置物が見えてきた。


「あ、あれ?」


「うん」


「ペンギンさん可愛い~」


蜜柑はペンギンの置物の頭を撫でている。


「おい、恥ずかしいからやめろよ」


「ごめんなさ~い(笑)」

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