神様のくれた時間


じっと みつめるお母さん





そして





「ふぅ~ん。 そっか!

薄いブラウンの巻髪も 綺麗なブルーの瞳も 赤い大きなリボンも ココアそっくりね!」





って 笑った。





「お母さん 私の言ってること 信じるの? 信じられるの?」





クスッ





「美雨はおかしな子ね? 信じて欲しくはないの?」






「そんなことないけど でも 変でしょ?」






「う~ん。 まぁね 。

でもね お母さんは 美雨が思ってるよりも ずっとずっと美雨の事見てるんだよ。

だから 美雨が嘘をついてるか ついてないかくらいわかるわよ。」





そう言ってくれた お母さんを見てたらポロッと涙がこぼれた…


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