エースとマネージャーの恋
そして、今日は、俺とリツが付き合い出した翌日。


もう、本当可愛くてしょうがない。


半径1メートル以内どころか
1センチも隙間が無いくらいに
俺にしがみついてニコニコしているリツ


見た目が大人っぽい美人のリツが
ニコニコしながら俺の腕に腕を絡ませて
る姿は周りから見たら圧巻だよな…


しかも、俺も目立つ容姿だしな…


周りの男たちが
がくんと肩を落としてリツの事を
盗み見ていても


前日とは全く違うリツの姿に
思わず飲んでるお茶を吹き出した陽子が


「リツ〜‼︎あんたどうしたの??
唯人と付き合ってるのは見てわかる…
それはいい。唯人、良かったわね……
ただ、ちょっとやりすぎじゃない?」



「えっ?!だってドラマとか漫画見ると
付き合うってこんな感じじゃないの?
みんな付き合うとベタベタしてない?
ねっ!ユイ〜??」


ニコニコしながらリツが俺に引っ付いて
首を傾げる姿がヤバイ……


可愛すぎだろっ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎


思わず、ギュッと抱きしめて


「そうだぞ!リツ‼︎
付き合うって事はいつも側にいるって
事だ(笑)」



「ダメだ…こりゃ…私、ちょっと頭冷やしてくる………」


「えっ?!なんで〜??陽子〜‼︎」


リツが陽子の腕を掴んで首を傾げると


「ああぁー、わかったわよ‼︎
ちょっと来なさい‼︎‼︎
唯人もリツに変な事吹き込まないでよね!!目も当てられないわっ‼︎もう‼︎
ほら、はやく‼︎‼︎」


と言って、俺のマイハニーを
俺から引き剥がして連れて行きやがった



おい!陽子っ‼︎
俺のリツだぞっ!!!!!

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