lucky boy
隼人Side


もうアイツ家に着いてっかなぁ。。。

そろそろ電話してもいいかなぁ~♪


でも・・・その前に藍起にメールしよッ!



"今暇かぁー?話あんだけど大丈夫??”

と送ってみた。

返事は意外とすぐ返ってきた。

"おぉー大丈夫(^^)俺も話あんだわ。”


何だろー?やっぱアノ事しかねぇよなー・・・。

"ぢゃ俺さき話すから。
ぶっちゃけ俺あの留美ちゃんのトコ好きなんだ。前に駅でぶつかってその時から。”

俺は回りくどいのが嫌いだから単刀直入に言った。


"あー分かってた。俺も実は好きなんだ。”

"分かってる。でも、正直今回はおまえに譲りたくねぇー。今からメ電話してみる。”

俺はあえて藍起に「電話する」って言ってみた。


"そっか。”

返事はった1言だった。藍起はすごいくやしいと思う。

でも俺も譲れねぇ。


"俺、隼人。分かる?”
"うん///”
"今何してた??”
"今日お母さんいなくてー・・・。ご飯どーしよーって迷ってたトコロ。”
"もう飯作ったの?”
"うんん。まだだよ。”
"おまえ飯つくれんのー?”
"えッ?いやぁーまぁー・・・。”
"俺がなんか作ってってやろーか?”
"えッ?!いいの?!”
"おぉーいいよ。家どこらへん?”
"駅の近くのコンビニらへん。”
"ぢゃー近くに着いたら電話するから。”
"うん////ぢゃぁね。”
"あとでな!!”

あいつ今になって照れてんの?!

かわいいヤツ。
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