自傷無色
いつも一緒にいる黒猫のクロ。


クロは死にたいなら早く死ねよと呆れ顔で僕を直視する。


ここから落ちれば簡単に死ぬことが出来る…


なのに何故か足が動かない。


「死にたい」と言って逃げてる
僕は、心の底では生きたいと目の前にたれさがってる紐に必死に掴まって命乞いしているのだ。


なのに何故…僕は生きてるのが怖いんだそう思う日々。


僕の毎日はいつも無色で僕の世界に少しでも入ると冷たい…

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