自傷無色
「じゃあ、なぜ、あなたはここにいるの?」


何故か僕はその問いに寂しさや悲しさを感じた。


「君には関係ないだろ。名前も何もしらないんだから。」


「あっじゃあ、名前を知ってればいいのね((ニコッ」


「あっいや、、、『私の名前は愛よ。宜しくね((ニコッ あなたの名前は?』」


僕は彼女の流れにあっさり流され名前を言ってしまった。


「へー。あなたそらっていうのね。確かにあなたにぴったりね。透き通った肌にどこまでも見えてしまいそうなその青い瞳。ほんとに空みたいね((ニコッ」


「やめてくれないかな。もう君は帰るんだ。ここに君は来ちゃいけない。」


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